チェッカー技能検定【結果発表】合格への道のり
2019.12.06
「チェッカー技能検定」1級合格者輩出
弊社から、全国スーパーマーケット協会主催の「チェッカー技能検定」で1級合格者が誕生! 社員一同春より、技能検定合格に向けて筆記の勉強、実技の練習を繰り返してまいりました。
受験までの道のりを振り返ると、筆記の勉強では、受検者同士が互いに問題を出し合い、励まし合いながらも刺激を受け合う様子が見られました。
実技の練習では、すでに検定試験に合格済みの先輩社員が、受験者の動作をチェックし助言や気づきを共有するなど、切磋琢磨する様子が印象的でした。
かねてから目標としてきた「チェッカー技能検定1級合格者輩出」が実現し、社員一同身の引き締まる思いです。
「チェッカー技能検定」とは?
チェッカー技能検定は、実技試験と筆記試験からなる検定試験です。
全国スーパーマーケット協会には、以下の通りチェッカー技能検定の目的が記載されています。
「小売業に従事している従業員の技術及び資質の向上を目指し、社会に貢献することを目的としています。チェックアウト部門運営における技術水準の向上と、お客様からの信頼獲得を目指します。」
(出典:一般社団法人全国スーパーマーケット協会)
原則、小売業従事者のみ受験可能な検定試験で、2級及び1級は、下位試験を通過することが受験の条件となっています。各級の合格者には、それぞれ賞状とバッチが贈呈されます。
1級の実技試験は、お客様からの声かけを的確に判断し、ご満足いただける対応かが見極められる「応対話法」の観点からも審査されるなど、最難関の試験内容です。
社内の取り組みをご紹介
弊社では、社員のチェッカー技能検定受験や社内チェッカー研修を通して、チェッカー業務の技術力向上に力を入れています。
社内研修では、「机上研修」として接客用語や声の出し方、笑顔の作り方、お辞儀の姿勢などを練習。さらに「実践研修」として、発声練習からお辞儀のコツ、レジ業務の正確性やスピードを担保するための技術やスキャニングと金銭授受について講習を行います。
特に、売上とレジの金銭が合わない「レジ誤差」を防ぐ対策として、実機を用いた研修や実務での接客を想定したロールプレイによる実践的な研修に力を入れています。
1級合格者輩出に向けてトレーナー専門の部署である「業務推進課」が中心となり、受験者の士気を高める目的で社名入りのYシャツを贈呈し、当日会社を背負って受験するなど、独自の取り組みを続けてまいりました。
【お客様をどれだけ喜ばせることができるか?】が重要
検定試験の直前には、チェッカー技能検定に精通した特別講師を招いた研修の開催など、試験対策の機会も設けております。
全国スーパーマーケット協会から講師として、CSコンサルタント、接客技能検定試験審査員の古里理奈先生を派遣していただき、研修とチェック表を基に最終確認を行い、試験に臨んでいます。
研修の中では、基本動作や発声、言葉遣いについて学ぶのはもちろんのことと、心構えも学びます。
心構えは【お客様をどれだけ喜ばせることができるか?】が重要になります。
なかでも応対話法に関しては、実際に起こり得るクレーム対応などがメインとなりますが、お客様が不快な気持ちをされたにも関わらず、真摯に対応を行い、最終的には感謝をしていただくことが重要だと考えさせられる研修内容でした。
合格者の声
今回1級合格者となったのは、「業務推進課」に所属する社員です。合格発表後は「合格したことがゴールではなく、この結果に恥じない接客を提供していきたい」と今後の抱負を語りました。
チェッカー技術の向上により、取引先企業様、そしてエンドユーザーであるお客様にもご満足いただける接客を提供するため、引き続き「より良い接客」を提供できるよう一同努めてまいります。
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